海コントレーラーはきつい?会社選びで年収200万円差の現実|現役社長が解説

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「海コンって、給料がいいって聞くけど実際どうなの?」
「待機時間が長くてきついって本当?」
「体力に自信がないけど、トレーラーなんて務まる?」

結論

海コントレーラーのきつさの正体は、港での待機の長さと「止める場所のなさ」です。一方で積み下ろし作業がなく、同じルートで広い場所が多いため、トレーラーの中では運転が楽な仕事です。年収は400〜700万円と幅があり、地域と会社で200万円以上の差がつきます。選ぶべきは仕事より、会社です。

同じトレーラー系の重機回送会社を経営する私が、トレーラー乗りの実感を交えて、海コンの現実と会社の選び方を解説します。

この記事を書いている人

運送会社の経営

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しょう
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運送業に携わって10年以上、小さな運送会社で社長をしています。

経理
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トラックの運転

なんでもやる毎日です。

ドライバーの仕事は、決して楽ではありません。でも、社会にとってなくてはならない仕事です。

だからこそ、1人でも多くのドライバーが「ここで働いてよかった!」と思える職場に出会ってほしい。

このブログでは、運送業界の内側から見た「リアルな情報」や「働きやすい会社の見つけ方」を発信しています。

あなたの転職やキャリア選びのヒントになれば嬉しいです。

★ この記事でわかること

海コンの仕事内容と、積み下ろし作業がない理由
年収の現実と「200万円差」がつく理由
きついと言われる3つの理由と、それでも楽と言われる理由
必要な免許と、費用を抑える取り方

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目次

海コントレーラーとは|仕事内容と1日の流れ

海コンって、普通のトラックと何が違うんですか?

海コンは「海上コンテナ」の略です。船で港に着いたコンテナをトレーラーで工場や倉庫へ届け、空になったコンテナを港へ返すのが仕事です。

1日の流れ|港と届け先の往復が基本

朝、港やコンテナ置き場でコンテナを積み、届け先へ運びます。荷物を降ろしたら、空のコンテナを港へ返して次のコンテナへ。この繰り返しです。

行き先は決まった工場や倉庫が中心で、同じルートを走ることが多い仕事です。

積み下ろし作業がないのが、最大の特徴

コンテナの積み下ろしは、港のクレーンや届け先のフォークリフトが行います。

ドライバーが手で荷物を積んだり、荷締めをしたりする作業は基本的にありません。

運転に集中できるので、体力に自信がなくても務まるのが海コンの大きな魅力です。

海コントレーラーの年収|会社選びで200万円以上の差がつく

海コントレーラーの年収は、おおよそ400万〜700万円です。

幅が大きいのには理由があります。同じ海コンの仕事でも、地域の相場と会社の給料体系によって、もらえる金額がまったく違うからです。

◆ 経営者の一言

同じ仕事でも、地域や会社で年収は200万円以上の差がつきます。海コンで稼げるかどうかは、どの会社に入るかでほぼ決まります。

ドライバーの年収の上げ方は地場ドライバーの年収を上げる方法3選でも解説しています。

海コントレーラーがきついと言われる3つの理由

採用側として、そして同じトレーラー乗りの世界にいる者として、海コンのきつさは次の3つに集約されると見ています。

理由① 港の待機時間が長い

海コンの大変さとして、まず挙がるのが待機です。港の混雑状況次第で、コンテナを受け取るまで長い待ち時間が発生します。

自分ではコントロールできない待ち時間が多い——これが海コン特有のストレスです。

理由② 「止める場所がない」——トレーラー共通の悩み

トレーラーは車体が長く、次の2つが大きく限られます。

  • 走れる道
  • 止められる場所

コンビニにふらっと寄ることも、気軽に路肩で休憩することもできません。

休憩ひとつ取るにも、止められる場所を考えながら走る。

これはトレーラー乗り全員に共通する苦労です。

理由③ けん引免許と、独特の運転技術が必要

海コンに乗るには大型免許とけん引免許が必要です。そしてトレーラーのバックは、ハンドル操作が普通の車と逆になる独特の技術で、慣れるまでは苦労します。

ただし、これは裏を返せば「慣れれば解決する」ハードルでもあります。次の章でお話しします。

それでも「トレーラーの中では楽」と言われる理由

ここまできつい話をしてきましたが、同じトレーラー乗りの立場から言えることがあります。海コンは、トレーラーの中では運転環境に恵まれた仕事です。

海コンの運転が楽な理由

同じルートの繰り返しで、道を覚えられる
港や物流エリアは、道も止める場所も広い
積み下ろし作業がなく、運転に集中できる

うちの重機回送は、毎回違う建設現場の狭い場所に入っていきます。それと比べると、海コンは決まったルートで広い場所が多い。トレーラーの中では運転が楽な部類で、慣れるとさらに楽になります。

「トレーラーは難しそう」というイメージで避けるのはもったいない仕事です。トレーラーデビューの入り口としても、海コンは選択肢になります。

海コントレーラーに必要な免許と、費用を抑える取り方

海コンに乗るために必要な免許は2つです。

大型自動車免許
けん引免許

2つ合わせると取得費用は決して安くありませんが、教育訓練給付金などの制度を使えば負担を減らせます。詳しくは大型免許を安く取る方法で解説しています。

また、会社によっては免許取得を支援してくれる制度があります。これから免許を取る方は、取得支援のある会社を選ぶのもひとつの手です。

海コントレーラーが向いている人・向いていない人

✓ 向いている人

同じ仕事をコツコツ継続できる人
トレーラーに乗りたい人
体力に自信がない人(積み下ろし作業がないため)

✕ 向いていない人

待機時間をストレスに感じる人
毎日違う仕事や変化が欲しい人

ポイントは「ルーティンを苦にしないか」です。同じルート・同じ流れを安定ととらえられる人には、海コンは長く続けられる仕事です。

【現役社長の本音】海コンは「会社選び」がすべて

最後に、経営者としての本音をお話しします。

同じトレーラー乗りとして、海コンの「待機が長い」「止める場所がない」という苦労はよくわかります。ただ、それを補って余りあるのが、作業のなさと運転環境の良さです。

そして年収の話に戻ります。海コンの年収差は、仕事内容の差ではありません。会社の差です。

同じ仕事で200万円違うなら、選ぶべきは「仕事」ではなく「会社」です。これだけは断言します。

良い会社の見分け方はまともな運送会社の特徴7選にまとめています。そして動くなら、エージェントは1社に絞らず2〜3社を併用してください。

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まとめ|海コンは、会社を選べば良い仕事

海コントレーラーの現実を、トレーラー乗りの実感とあわせて解説しました。この記事のポイントをおさらいします。

海コンは積み下ろし作業がなく、体力に自信がなくても務まる
きつさの正体は「待機の長さ」と「止める場所のなさ」
同じルート×広い場所で、トレーラーの中では運転が楽。慣れるとさらに楽
年収は400〜700万円。地域と会社で200万円以上の差がつく
だから会社選びがすべて。比較してから決める

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海コンは、会社さえ間違えなければ長く続けられる良い仕事です。選ぶ目だけ、しっかり持ってください。

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