【現役社長が暴露】重機回送ドライバーがきつい5つの理由|採用側が見た現実と稼ぎ方

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「重機回送って、やっぱりきついの?」

「建機を運ぶ仕事、自分にできるか不安」

「重機回送って稼げるって本当?」

——重機回送ドライバーへの転職を考える人なら、誰もが抱える不安です。

🚚 結論:重機回送は「きついけど稼げる」。体力より技術、そして会社選びが命

きつさの実感1位は「狭くて、毎回違う現場」。ただし力仕事はほとんどなく、勝負は運転と積み下ろしの技術です。年収は業界平均500〜800万円、うちの会社の実レンジは450〜700万円。きつさも収入も、会社選びでほぼ決まります。

採用側として10年以上、100人以上の応募者と50社以上の同業他社を見てきました。重機回送業界の中身を、採用する側で見続けてきた立場から、断言できます。重機回送がきつい理由は、明確に5つあります。

この記事では、採用側の視点から、重機回送ドライバーがきつい5つの理由と、それぞれの対処法・向いている人の特徴・稼ぎ方を解説します。

現場のリアルを知った上で「自分に合うかどうか」を判断してください。

⭐ この記事でわかること

✓ きつい理由5つと、その対処法
✓ 現役の重機回送会社社長の実データ(年収レンジ・一人前までの期間)
✓ 向いている人・向いていない人(ルート配送との違い)
✓ 失敗しない会社の選び方と、転職前の7項目チェックリスト

順位きつい理由
1位現場が狭い・毎回違う(建設現場での搬入)
2位事故リスク(大型重量物・横転事故)
3位積み下ろし作業を覚えること(機械の種類が多い)
4位事務作業(工場の入場・現場のルールを守る)
5位夜間運行(許可ルートの制限)

重機回送は「年収700万円超」も狙える稼げる仕事です。ただ、会社選びを間違えると、稼げないうえに事故リスクだけ抱えます。会社選びが9割です。

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目次

重機回送ドライバーがきつい5つの理由

🚨 1位:現場が狭い・毎回違う(建設現場での搬入)

ユンボを現場に届けるとき、最後の難関はいつも「現場の入り口」です。住宅街の解体現場、道幅ぎりぎりの搬入路、頭上の電線——重機回送のきつさの1位は、この「狭くて、毎回違う現場」です。

こんな現場は要注意

✕ 現場の道幅が3m未満
✕ 電線・障害物が多い
✕ 誘導員なしで進入

しかも現場は毎回変わります。昨日うまくいった入れ方が、今日の現場ではそのまま使えない。ベテランでも、初めての現場では必ず神経を使います。

ただし、この技術は経験で必ず身につきます。まともな会社なら、新人にいきなり難しい現場は任せません。簡単な現場から段階的に——うちの会社でもそうしています。

対処法|現場の難易度・教育体制を入社前に確認

✓ 新人に任される現場のレベルを質問
✓ サポートがあるか

▼ 採用側の本音

現場の難易度は会社によって全く違います。教育体制が整った会社なら、段階的に難しい現場に投入される仕組みがあります。新人をいきなり狭い現場に放り込む会社は事故率が高いです。

🚨 2位:事故リスク(大型重量物・横転事故)

重機を積んだトレーラーは、車両総重量が30トンを超えます。この「重さ」が、重機回送の事故リスクを特別なものにしています。2つ目のきつさです。

カーブでの横転、橋の重量制限、頭上の電線への接触——一般のトラックにはないリスクばかりです。

事故が起これば、重機本体・運搬車両・現場のすべてに被害が及び、損害額は桁違いに大きくなります。さらに悪質な会社では、この修理代や賠償をドライバー個人に負わせようとします。

こんな現場・会社は要注意

✕ 事故時の修理代を個人請求
✕ 事故処理を全て運転手任せ
✕ 損害賠償リスクが明確でない

対処法|事故対応は入社前に書面で確認

✓ 事故時の規定を確認
✓ 個人請求されたら弁護士へ即相談

▼ 採用側の本音

雇用関係の事故修理は、原則として会社負担です。「個人請求する会社」は、すでにブラックの典型です。事故対応規定が書面で明確な会社を選びましょう。

🚨 3位:積み下ろし作業を覚えること(機械の種類が多い)

3つ目のきつさは、積み下ろしを覚えることです。現場で扱う重機は、たとえば——

  • クレーン
  • ユンボ
  • ブルドーザー
  • ホイールローダー

これで全部ではありません。機種ごとに操作方法・荷締めの位置・積み込みの角度が違い、「1台覚えれば終わり」という世界ではないのです。

うちのドライバーも、最初の1年はこの「覚える壁」と付き合うことになります。一人前まで約1年かかるのは、ここに時間がかかるからです。

固定が甘ければ、走行中に重機が動いて重大事故につながります。積み下ろし中のケガも決して少なくありません。技術で身を守る仕事だと言えます。

対処法|積み下ろし教育の有無を入社前に確認

✓ 新人教育の期間(3ヶ月以上が目安)
✓ ベテラン同乗指導の有無

▼ 採用側の本音

積み下ろしの教育期間が3ヶ月以上ある会社を選ぶのが鉄則です。「即現場投入」する会社は事故リスクが高く、ドライバーの責任にされるケースが多いです。

🚨 4位:事務作業(工場の入場・現場のルールを守る)

意外に思われるのが、4番目のきつさ「事務作業と現場ルール」です。

重機回送は、工場や建設現場への「入場」がセットの仕事です。たとえば高所作業車を工場へ納めるとき、入場手続き・安全講習・服装チェックまで、工場ごとに違うルールがあります。

  • ヘルメット
  • 安全靴
  • 反射ベストの着用
  • 入場時間の遵守
  • 誘導員への報告
  • 安全講習の受講

こうした決まりごとを、現場ごとに覚えて守っていく必要があります。

採用側として見ていると、この「ルールを守る力」は運転技術と同じくらい大事です。現場のルールを軽く見るドライバーは、いずれトラブルで信用を失います。逆に、丁寧に守れる人は元請けからの評価が上がっていきます。

一方、丁寧に対応するドライバーは元請けからの評価が上がり、いい現場に優先的に回されます。

▼ 採用側の本音

事務作業や現場ルールが多い会社は、それだけ元請けが大手で安定している証拠です。逆にルールがいい加減な会社は、零細・違法スレスレの可能性が高いです。

🚨 5位:夜間運行(許可ルートの制限)

大型の重機は、特殊車両通行許可の関係で「夜間しか走れないルート」が指定されることがあります。5つ目のきつさは、この夜間運行です。

深夜に出発して、夜が明ける前に現場へ着ける。この生活が続くと、体内時計は確実に崩れていきます。

採用側の実感では、夜間中心の働き方を何年も続けられる人は多くありません。夜間手当の手厚さと、夜勤の頻度。この2つを入社前に確認しておくだけで、消耗する働き方をかなり避けられます。

ただし、夜間運行は手当も手厚い傾向。短期で稼ぎたい人には魅力的な仕事でもあります。

こんな現場・会社は要注意

✕ 深夜出発・早朝到着が常態
✕ 週の半分が夜勤
✕ 夜間手当が薄い

▼ 採用側の本音

夜間運行は手当の手厚さで判断できます。深夜手当が月3〜5万円つく会社なら、稼ぎとして報われます。手当が薄い会社は、ただ消耗するだけです。

対処法|夜間運行のシフト・手当を入社前に確認

✓ 夜間運行の頻度(週何日が目安か)
✓ 深夜手当の額を書面で確認

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重機回送に強いエージェントを紹介

それでも重機回送で働く3つのメリット

ここまで「きつい理由」を5つ紹介してきましたが、重機回送には確かなメリットもあります。

現場で10年見てきた中で、重機回送で成功している人の共通点は「会社選び」です。同じ業種でも、会社によって働き方は天と地ほど違います。

1. 年収が高い(業界平均500〜800万円)

重機回送の給料が高い理由は、基本給ではなく「手当の積み上げ」にあります。

技術と資格が要る仕事だからこそ、1つ1つの作業に手当が付くのです。だから業界平均でも年収500〜800万円が狙えます。

給料が高くなる理由(手当の内訳)

✓ 特殊作業手当——積み下ろし・誘導などの技術に付く
✓ 夜間・深夜手当——夜間運行の多さがそのまま収入になる
✓ 拘束手当・長距離手当——長い運行にきちんと付く
✓ 資格手当——大型・けん引・玉掛けなど、持つほど積み上がる

技術を身につけるまでは大変ですが、一度覚えてしまえば、どこの会社でも通用するスキルになります。

2. 仕事が安定している

建設業界・解体業界の仕事は、景気だけで決まりません。道路や橋の補修、都市の再開発、災害復旧——「やらないわけにいかない工事」が常にあり、そこには必ず重機が運ばれていきます。

重機は自走で公道を長距離移動できません。重機を動かす現場がある限り、それを運ぶ重機回送の需要もなくならないのです。

需要がなくならない理由

✓ 道路や橋の補修——インフラの老朽化対策は今後も続く
✓ 都市の再開発と、それに伴う解体工事
✓ 災害復旧——重機は必ず「現場へ運ぶ人」が要る
✓ ドライバー不足で、経験者の価値はむしろ上がっている

むしろこれから増えていく分野なので、経験があれば転職にも困らず、60歳を過ぎても働き口があります。

3. 体力よりも技術勝負

意外に思われるかもしれませんが、重機回送で大切なのは腕力ではありません。ミリ単位でトレーラーに載せる運転技術、重心を読んで積む判断力、そして荷物を確実に固定する技術です。

重い物を持ち上げるような肉体労働ではありません。

重機は自分で走ってトレーラーに載るので、ドライバーの仕事は「正確に導いて、確実に固定する」こと。体への負担が少なく、長く続けられます。

体力仕事と、ここが違う

✓ 積み込みは重機が自走。力仕事はほとんどない
✓ 勝負は「重心を読む目」と「固定の正確さ」
✓ 大事なのは腕力より、段取りと確認の丁寧さ
✓ だから50代・60代でも第一線で活躍できる

実際、50代・60代のベテランドライバーが現役でバリバリ活躍しているのが、この仕事の大きな特徴です。

【現役社長の本音】うちの重機回送のリアル

ここからは、重機回送を本業とする私の会社の実例をお話しします。代表的な仕事は、ユンボ(油圧ショベル)を建設現場へ、高所作業車を工場へ運ぶ運行です。

実際のところ、何が一番きついんですか?

やはり「狭くて、毎回違う現場」です。この記事の1位は、そのまま現場の実感です。

給料は、本当に500万円を超えるんですか?

うちの会社全体の実レンジは450〜700万円です。技術が上がるほど、収入も上がっていきます。

未経験で入った人は、一人前になるまでだいたい1年かかります。最初は簡単な現場と扱いやすい機械から始めて、段階的に難しい搬入を任せていきます。1年たてば、どこの会社でも通用する技術が身についています。

◆ 経営者の一言

向いているのは、機械の運転が好きな人です。毎回違う現場を「面白い」と楽しめる人には、天職だと断言できます。

逆に、毎日同じ仕事を淡々とこなしたい人には向いていません。そういう方には、決まったコースを走るルート配送のほうが合っています。

重機回送ドライバーに向いている人・向いていない人

向いている人

✓ 建機や重機が好きな人
✓ 年収を上げたい人
✓ スキルを付けたい
✓ 機械の運転が得意
✓ 一人で黙々と作業するのが好きな人

向いていない人

✕ プレッシャーに弱い人
✕ 即決即断が苦手な人
✕ 夜勤が苦手な人
✕ 毎日同じ仕事の繰り返しがいい人(ルート配送のほうが向いています)

▼ 採用側の本音

採用側として面接で見るのは、「慎重さ」と「学ぶ姿勢」です。重機回送は小さなミスが大事故につながります。慎重で報連相がしっかりできる人を採用したいのが本音です。

未経験でも重機回送ドライバーになれる?

結論、未経験でも重機回送ドライバーになれます。ただし、いくつか条件があります。

免許・資格重要度・備考
大型免許必須
牽引免許あれば有利(取得サポートある会社も多い)
玉掛け技能講習あれば有利
フォークリフト技能講習あれば有利

業界で10年見てきた中で、未経験でも入社できる会社は確実にあります。教育制度がしっかりした会社を選べば、6〜12ヶ月で1人前の重機回送ドライバーになれます。

▼ 採用側の本音

未経験は教育制度がしっかりした会社を選ぶことが重要。危険な仕事がだからこそ教育がある会社で働こう。

失敗しない重機回送会社の選び方

STEP
特殊作業手当・夜間手当の額を確認

良い会社は手当が明確です。「月5万円以上の各種手当」が一つの目安。

STEP
事故時の規定を書面で確認

事故修理代の負担、保険加入状況、過失割合の判定方法など、すべて書面で確認しましょう。

STEP
教育制度が6ヶ月以上

重機回送は専門技術の塊。教育期間が短い会社は「即現場投入」で事故リスクが高いです。

STEP
転職エージェントの利用

エージェントなら、求人票に載らない離職率・実労働時間・内部評判がわかります。

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重機回送業界に強いエージェント紹介

重機回送転職前の7項目チェックリスト

応募・面接・入社前に、以下の7項目を必ず確認してください。

📋 重機回送転職前の7項目チェックリスト
  • 年収500万円以上が見込めるか
  • 特殊作業・夜間・拘束手当の合計が月5万円以上
  • 年休110日以上
  • 事故時の規定が書面で明確
  • 新人教育が6ヶ月以上ある
  • 離職率が15%以下
  • 事務員が許可申請を担当
→ 5項目以上クリアできれば、転職成功の可能性大です。

大型の重機を運ぶトレーラーには、けん引免許が必要です。取り方と費用はこちらの記事へ。

重機回送に必要な免許と取る順番は、本業の立場からこちらの記事にまとめています。

まとめ|重機回送は「きついけど稼げる」、ただし会社選びが命

採用側として10年以上、100人以上の応募者を見てきましたが、重機回送で成功する人と失敗する人の違いは「会社選び」だけです。

きつい5つの理由を理解した上で、手当が手厚く、教育がしっかりした会社を選べば、年収500〜800万円のキャリアが手に入ります。

この記事のポイント

✓ きつさの1位は「狭くて、毎回違う現場」。ただし技術は経験で必ず身につく
✓ 年収は業界平均500〜800万円。自社の実レンジは450〜700万円
✓ 未経験から一人前まで約1年。身につけた技術は一生モノ
✓ きつさも収入も会社選びで決まる。手当・教育・事故規定を必ず確認

動いた人は全員「もっと早く動けばよかった」と言います。今日から1歩動き出しましょう。

機械が好きで、毎回違う現場を楽しめる人なら、重機回送は「きついけど面白い、そして稼げる」仕事です。会社選びだけは慎重に——それが採用側からのお願いです。

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