トラック運転手の労働時間はどれくらい?月200時間超の実態と2024年問題のルール【現役社長】

当ページのリンクには広告が含まれています。

「トラック運転手って、実際どれくらい働くの?」
「いまの労働時間、長すぎる気がする。違法じゃないの?」
「家族との時間を取れる働き方はある?」

こんな疑問に、運送会社を経営する現役社長がお答えします。

結論:トラック運転手の労働時間

✓ 実態は月200時間超。全産業平均より2割ほど長い
✓ 2024年から残業は年960時間まで・拘束は原則1日13時間と上限が明確化
✓ 労働時間は「職種」と「会社」で決まる——つまり、選べば変えられる

「いまの会社は長すぎる」と感じている方は、先に求人の相場を見ておくのも手です。

[PR]

\ 無料登録して求人をチェック /

登録は1分・完全無料・しつこい電話なし。
「まず市場を見るだけ」でもOKです。

▼ 関東・関西・中京で18〜49歳の方

パーソルに無料登録する
ドライバー特化の転職エージェント

▼ 全国どこでも・年齢不問の方

日本ドライバー人材センターに無料登録する
全国対応・タクシー/配送/トラック
目次

トラック運転手の労働時間の実態

月の労働時間の目安

200時間超

全産業平均との差

約2割長い

厚生労働省の統計では、トラック運転者の年間労働時間は全産業平均より2割ほど長い水準が続いています。月にならすと200時間超——これが業界の実態です。

長くなる理由は、運転だけではないからです。

⏰ 「労働時間」に含まれるもの

運転 / 荷待ち / 積み下ろし / 点呼・点検 / 洗車
——ぜんぶ労働時間です。

とくに荷待ちは、会社と荷主によって天と地ほど差が出ます。

🚚 うちの会社の実例(重機・機械輸送=荷待ちほぼゼロ)

地場:7時 出社 → 17時 帰庫(拘束10時間
中距離:朝3〜4時 出社 → 15〜16時 帰庫(拘束12時間前後)

つまり、拘束13時間どころか10〜12時間で回っている会社は実在します。荷待ちと段取りしだいで、労働時間はここまで変わるということです。

2024年問題で決まったルール|ここを超えたら違法

📘 2024年4月からの主なルール

✓ 残業(時間外労働)は年960時間まで
✓ 1日の拘束時間は原則13時間・最大15時間
✓ 休息期間(勤務間のインターバル)は11時間が基本・最低9時間
連続運転4時間ごとに30分以上の休憩

ポイントは、これが「努力目標」ではなく法律の上限だということ。超えている会社は、はっきり違法です。

現場の実感を言うと、2024年問題で運行の効率化は確実に進みました。運賃が上がった会社もあります。ただ正直なところ、まったく変わっていない会社もまだある——対応は完全に二極化しています。

→ 2024年問題が給料に与える影響は、2024年問題で給与減る?対応策5選で解説しています。

労働時間は職種でこんなに違う

地場——毎日帰れる。早出はあるが、生活リズムは守りやすい
中距離——日帰り中心+たまに1泊。拘束はそこそこ長い
長距離——泊まり前提で拘束が最長。そのぶん給料は職種1位

詳しくは職種ごとの記事でどうぞ。
地場ドライバーのリアル|毎日帰れて年収400〜550万円
中距離ドライバーの給料はいくら?年収450〜600万円
長距離ドライバーのリアル|年収600〜850万円

違法レベルの会社の見分け方

✕ こんな会社は危険信号

✕ 拘束16時間超えが常態化している
✕ 月の残業が80時間を超え続けている
✕ 運行記録・タイムカードをまともに付けていない
✕ 荷待ちを「休憩扱い」にして労働時間から外す

1つでも当てはまるなら、その会社に長くいてはいけません。タイムカードと運行記録の写真は、退職時の最強の武器になります。
トラック運転手はやめとけ?18の理由と現実もあわせてどうぞ。

労働時間を減らす3つの方法

できることは3つ。いますぐ→今の会社で→それでもダメなら、の順で紹介します。

① 記録を取る(今日からできる)

出庫・帰庫の時刻、荷待ちの開始と終了を、スマホのメモに毎日1分残すだけ。1か月分たまれば、自分の拘束時間が数字で見えます。

この記録は、会社に運行の見直しを相談するときの交渉材料になり、万一のときは自分を守る証拠にもなります。感覚で「長い気がする」と言うのと、数字で示すのとでは、会社の反応がまったく違います。

② 職種・運行を変える(今の会社でもできる)

拘束時間は長距離 → 中距離 → 地場の順で短くなります。給料とのバランスは職種別の記事(上のセクション)で比較してください。

意外と知られていませんが、同じ会社の中で運行を変えてもらうのも立派な選択肢です。採用側から言うと、辞められるくらいなら配車を調整したいのが本音。①の記録を持って、まず相談してみてください。

③ 会社を変える ★一番確実

同じ職種でも、運行設計と荷主の質で労働時間はまったく違います。荷待ちが短い荷主を持ち、手当がきちんと付く会社は、探せば存在します。

見るべきポイントは3つ——拘束時間が明示されているか/荷待ちに手当が付くか/帰庫時間が読める運行か。この3つが揃う会社は、労働時間がまともです。

「労働時間が普通の会社」を探すなら、エージェントが近道です

実際の拘束時間・荷待ちの長さ・残業の実態は、求人票では分かりません。内部情報を持っている転職エージェントに無料相談して、「拘束13時間以内で回っている会社」を条件に探してもらいましょう。
→ 比較はトラックドライバーにおすすめな転職エージェント5選へ。

[PR]

\ 無料登録して求人をチェック /

登録は1分・完全無料・しつこい電話なし。
「まず市場を見るだけ」でもOKです。

▼ 関東・関西・中京で18〜49歳の方

パーソルに無料登録する
ドライバー特化の転職エージェント

▼ 全国どこでも・年齢不問の方

日本ドライバー人材センターに無料登録する
全国対応・タクシー/配送/トラック

【現役社長の本音】労働時間は「会社の運行設計」で決まる

うちの会社の地場の社員は、早出や残業が少なく、健康的に働けてプライベートの時間も取れています。特別なことをしているわけではなく、荷主と運行の組み方がまともなら、労働時間はまともになる——それだけの話です。

配車をやっている私が実際に意識しているのは、地味なことばかりです。

✓ 配車側が意識している4つ(うちの実例)

✓ 積み込み・荷下ろしの段取りを事前に確認する
✓ 運転手さんの事務作業を減らす
✓ 労働時間が特定の人に偏らないように組む
✓ 仕事が薄い日は、思い切って休みや早上がりにする

この積み重ねで、拘束時間は確実に変わります。

なお、労働時間とセットで気になる「休日」については、トラック運転手の休みは少ない?年間休日105日の実態にまとめました。

拘束がやばい会社は、正直まだまだあります。気にしていない会社は、まったく気にしていない。結局は「トップの考え方」次第です。体を壊す前に、トップがまともな会社を探してください。

まとめ:長すぎる労働時間は、我慢せず「選び直す」

✓ 実態は月200時間超。ただし2024年から上限は法律で明確
✓ 拘束16時間常態化・残業80時間超は違法レベル。記録を取って身を守る
✓ 労働時間は職種と会社で変えられる。我慢より、選び直し

「うちは長すぎるかも」と思ったら、まずは自分の拘束時間の記録から。そして、まともな会社の相場を知ることです。動いた人から、生活は変わっていきます。

[PR]

\ 無料登録して求人をチェック /

登録は1分・完全無料・しつこい電話なし。
「まず市場を見るだけ」でもOKです。

▼ 関東・関西・中京で18〜49歳の方

パーソルに無料登録する
ドライバー特化の転職エージェント

▼ 全国どこでも・年齢不問の方

日本ドライバー人材センターに無料登録する
全国対応・タクシー/配送/トラック

あわせて読みたい

トラック運転手はきつい?7つの理由と職種別きつさランキング
2024年問題で給与減る?対応策5選
トラック運転手はやめとけ?18の理由と現実

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次