トラックドライバーに向いてる人の特徴7選|面接100人超の運送会社社長が見抜く適性

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「自分はトラックドライバーに向いてるんだろうか?」

転職を考えるとき、真っ先に気になるポイントですよね。

結論から言うと、トラックドライバーに向いてる人には共通する特徴があります。

この記事では、運送会社の社長として100人以上を面接してきた経験から、「活躍するドライバーの共通点」と「正直、続かない人の特徴」を本音で解説します。

記事の後半には適性チェックリストも用意しました。自分に当てはめながら読んでみてください。

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目次

トラックドライバーに向いてる人の特徴7選

まずは「この人は長く続くな」と面接の時点で感じる人の特徴を7つ紹介します。

すべて当てはまる必要はありません。3つ以上あれば、十分にドライバーの素質があると考えてください。

①一人の時間が苦にならない人

トラックドライバーの仕事は、基本的に一人です。

長距離なら片道数百キロをたった一人で走ります。地場配送でも、運転中はずっと一人の空間。人と会話するのは荷物の受け渡し時くらいでしょう。

この「一人の時間」を自由で快適」と感じるか、「孤独でつらい」と感じるか。ここがドライバーとしての適性を大きく分けます。

面接で「一人でいるのが好きです」って正直に言う人は、だいたい長く続きますね。逆に「人と接する仕事がしたい」って言いながら応募してくる人は、半年もたないことが多いです。

好きな音楽を流しながら、自分のペースで走る。そんな時間を楽しめるタイプなら、ドライバーの仕事はかなり向いています

②運転そのものが好きな人

当たり前のように聞こえますが、これが一番大事な素質です。

トラックドライバーは毎日何時間も運転します。長距離なら1日10時間以上ハンドルを握ることも珍しくありません。

「運転が好き」という気持ちがないと、この仕事は続きません。

スキルや経験は後からついてきますが、「好き」だけは教えられないからです。

うちで10年以上続いてるドライバーに「なんで続いてるの?」って聞くと、全員同じことを言うんですよ。「だって運転好きだから」って。結局ここなんです。

ただし「運転が好き」と「運転がうまい」は別物。好きだけど事故が多い人もいます。好きという気持ちがあれば、安全運転のスキルは訓練で身につきます

③体力に自信がある人

「トラックドライバー=座って運転するだけ」と思っていませんか?

実際は荷物の積み下ろしが体力勝負です。特に4tトラックは手積み手降ろしが多く、1日に何十個もの荷物を運ぶこともあります。

腰を痛めて辞めるドライバーが、実はかなり多い。体力があるに越したことはありません。

とはいえ、体力に自信がない人でも大丈夫な仕事はあります。ルート配送で軽い荷物中心の案件や、大型トレーラーでパレット積みの仕事なら、フォークリフトが積み降ろししてくれるので体への負担は少ないですよ。

自分の体力レベルに合った仕事を選べば、無理なく続けられます。

④時間管理ができる人

配送には「時間指定」がつきものです。

「〇時までに届けてください」という約束を守れないと、取引先の信用を一発で失います。運送会社にとって時間厳守は最低限のルールです。

渋滞や天候の変化を見越して出発時間を逆算する。到着が遅れそうなら事前に連絡を入れる。

こうした判断を毎日、自分一人でやる必要があります。

普段の生活で「約束の時間に遅れない」タイプの人なら、この点は問題ないでしょう。

⑤安全意識が高い人

トラックは車体が大きい分、事故が起きたときの被害も大きくなります。

乗用車とは比べものにならないリスクを背負って走っている。だからこそ「まあいいか」で済ませない慎重さが求められます。

出発前の日常点検を面倒がらずにやる。制限速度を守る。車間距離を十分にとる。地味ですが、この積み重ねが事故ゼロにつながります

長年事故を起こさないドライバーには共通点があるんです。それは「臆病」であること。「この交差点は怖いから減速しよう」「この道は狭いから気をつけよう」って、常にビビってる人ほど安全なんですよ。

⑥コツコツ同じ作業を続けられる人

ルート配送の場合、毎日同じ道を走り、同じ取引先に荷物を届けます。

これを「安定していて楽」と思える人と、「退屈で耐えられない」と思う人に分かれます。

ルーティンワークを苦にしない性格の人は、ドライバーの仕事に向いています。毎日同じことの繰り返しだからこそ、効率を上げる工夫ができたり、小さな変化に気づけたりするものです。

「変化が少ない=つまらない」ではなく「変化が少ない=安定」と捉えられるかどうか。ここが長く続くかの分かれ道になります。

⑦責任感が強い人

トラックドライバーは、数千万円の車両と、お客様の大切な荷物を預かる仕事です。

走行中は上司も同僚もいません。判断を迫られたとき、頼れるのは自分だけ。「任された仕事は最後までやり遂げる」というタイプの人が、結局のところ一番活躍します。

逆に「誰かに指示してもらわないと動けない」という人、一人で走る仕事がストレスになるかもしれません。

正直に言う:向いてない人の特徴5つ

ここからは耳が痛い話かもしれません。

でも、入社してから「合わなかった」と後悔するよりも、事前に知っておいた方がいい

採用する側の本音として、正直にお伝えします。

①せっかちで焦りやすい人

「焦り」はトラックドライバーにとって最大の敵です。

納品時間に遅れそうなとき、つい速度を上げてしまう。前の車が遅いとイライラして車間を詰める。こうした行動は事故に直結します

大型車両で事故を起こせば、自分だけでなく相手の命にも関わります。どんな状況でも冷静でいられるかどうかは、ドライバーとしての大前提です。

②一人の時間が耐えられない人

向いてる人の裏返しになりますが、「一人が苦手」な人にはかなり厳しい仕事です。

長距離ドライバーなら、何日も一人で走り続けることもあります。話し相手はラジオだけ、なんて日も珍しくありません。

もし一人が苦手でもドライバーに興味があるなら、2人乗務の仕事や、1日で戻れる地場配送を選ぶと良いでしょう。

③体を動かすのが苦手な人

「運転してるだけでしょ?」と思って入社すると、手積み手降ろしの現実にびっくりする人がいます。

デスクワークの感覚では務まりません。特に食品や飲料の配送は、重い荷物を何十ケースも運ぶ体力仕事

ただし、前述のとおりフォークリフトで積み降ろしする仕事もあります。体力に不安がある人は、求人の「手積み手降ろしの有無」を必ず確認してください。

④ルールや規則を守るのが苦手な人

トラックドライバーの仕事は、実はルールだらけです。

  • 速度制限
  • 連続運転時間の上限
  • 休憩時間の確保
  • 日常点検の義務
  • 運行日報の記録

2024年問題以降、労働時間の管理はさらに厳しくなりました

「自分のやり方でやりたい」「細かいルールは面倒くさい」という人には、ストレスが溜まる環境かもしれません。

⑤飽きっぽい人

入社3ヶ月で辞める人に理由を聞くと、多くが「想像と違った」と答えます。

同じルートを何百回と走り、同じ作業を繰り返す

変化や刺激を求めるタイプの人には、この仕事は物足りなく感じるかもしれません。

「すぐ辞める人」と「長く続く人」の差って、能力じゃないんですよ。仕事の現実を知った上で入ってくるかどうか。だからこの記事を読んでる時点で、あなたはかなり真剣に考えてるんだと思います。

適性チェックリスト:あなたはトラックドライバー向き?

ここまで読んで「自分はどうだろう?」と思った方のために、簡単な適性チェックリストを用意しました

当てはまる項目にチェックを入れてみてください。

No.チェック項目
1一人で過ごす時間が好き(または苦にならない)
2車の運転が好きで、長時間の運転も平気
3体力には自信がある方だ
4約束の時間を守るタイプだ
5慎重で、リスクを避ける方だ
6同じ作業の繰り返しを「安定」と感じる
7任された仕事は最後までやりたい
8早起きが苦にならない
9地図やナビを見て道順を考えるのが好き
10収入を上げたいという強い意欲がある
チェック数判定アドバイス
7個以上◎ かなり向いてる自信を持って転職を検討してください
4〜6個○ 素質あり仕事の種類(長距離・地場・宅配)を選べば合う働き方が見つかります
3個以下△ 要検討配車係や倉庫管理など、運送業界の別職種も視野に入れましょう

「向いてるかも」と思ったら?失敗しない転職3ステップ

チェックリストで「向いてるかも」と感じた方に向けて、転職で失敗しないための3ステップを解説します。

STEP
必要な免許を確認する

トラックドライバーになるには、運転するトラックの大きさに応じた免許が必要です。

  • 小型トラック(2t):普通免許でOK(2017年3月以降取得の方は準中型免許が必要)
  • 中型トラック(4t):中型免許が必要
  • 大型トラック(10t):大型免許が必要

大型免許の取得費用は30〜40万円ほど。ただし「免許取得費用を会社が全額負担」してくれる運送会社も増えています。求人を探すときは、この点もチェックしましょう。

STEP
自分に合った運送会社の種類を知る

「運送会社」と一口に言っても、仕事内容はまったく違います。

長距離ドライバー

長距離ドライバー
  • 片道数百キロを走る
  • 稼げるが、拘束時間は長い
  • 家を数日空けることもある
地場配送ドライバー
  • 近距離のルート配送がメイン
  • 毎日自宅に帰れる
  • 生活リズムが安定しやすい
宅配ドライバー
  • 個人宅への配送
  • 荷物は軽いが、件数が多い
  • 体力とスピードが求められる

自分の生活スタイルや体力に合った種類を選ぶことが、長く続けるコツです。

STEP
ドライバー専門の転職エージェントに相談する

未経験からドライバーに転職するなら、ドライバー専門の転職エージェントを使うのが最も効率的です。

一般の求人サイトでは分からない「会社の雰囲気」や「実際の労働環境」を、プロのアドバイザーが教えてくれます。

  • 未経験OKの求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や条件交渉もサポートしてもらえる
  • 利用料は完全無料

「まだ転職するか決めてない」という段階でも相談OK。まずは話を聞いてみるだけでも、自分に合った仕事が見えてきます。

おすすめの転職エージェントを比較したい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

よくある質問

未経験でもトラックドライバーになれる?

なれます。実際、運送業界は未経験者の採用に積極的です。

人手不足が深刻なため、免許取得費用を負担してくれる会社も多くあります。普通免許さえあれば、小型トラックからスタートできる求人はたくさんあります。

女性でもトラックドライバーに向いてる?

もちろん向いています。近年は女性ドライバーの数が増えており、国土交通省も「トラガール促進プロジェクト」を推進しています。

特に宅配やルート配送では、丁寧な対応ができる女性ドライバーの評価が高い傾向にあります。体力面が不安なら、手積み手降ろしのない仕事を選びましょう。

何歳までトラックドライバーになれる?

法律上の年齢制限はありません。実際に50代・60代で現役のドライバーも大勢います。

ただし、未経験からの転職は40代前半までが採用されやすい傾向です。大型免許は21歳以上(特例教習を受ければ19歳以上)で取得可能です。

トラックドライバーの年収はどれくらい?

平均年収は約470万円(大型、厚生労働省調査)です。長距離ドライバーなら600万円以上も十分に狙えます。

一方、地場配送は400万〜450万円程度が相場。残業や深夜手当の有無で大きく変わるので、求人の条件をよく確認しましょう。

まとめ:ドライバーに興味があるなら挑戦するべき

この記事では、トラックドライバーに向いてる人の特徴を7つ、向いてない人の特徴を5つ紹介しました。

向いてる人の特徴をもう一度まとめると:

  1. 一人の時間が苦にならない
  2. 運転そのものが好き
  3. 体力に自信がある
  4. 時間管理ができる
  5. 安全意識が高い
  6. コツコツ同じ作業を続けられる
  7. 責任感が強い

ただ、正直に言えば「やってみないと分からない」のも事実です。

面接で「絶対向いてない」と思った人が、3年後にはエースドライバーになっていたケースもあります。逆もしかり。

大事なのは、自分の適性を知った上で行動すること。この記事で「向いてるかも」と少しでも感じたなら、まずは転職エージェントに相談してみてください。

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