「地場なら楽だと聞いて入ったのに、思ったよりきつい」
「積み下ろしの連続で、体がもたない」
「自分は地場に向いているんだろうか」
この記事は、地場輸送をメインとする運送会社を実際に経営している社長が書いています。求人サイトの紹介記事ではなく、毎日ドライバーと顔を合わせている採用側の本音です。
結論
地場ドライバーのきつさの正体は、運転よりも「積み下ろしと作業の多さ」です。その代わり、毎日家に帰れて生活が規則正しく、拘束時間で割った「時給」は長距離より高い。年収は400万円前後、いい会社なら500〜600万円も狙えます。向き不向きがはっきり分かれる仕事なので、この記事で見極めてください。
▪運送会社の経営
▪運送業界10年以上
▪ブログ運営5年

経歴を見る
運送業に携わって10年以上、小さな運送会社で社長をしています。
▪経理
▪配車
▪トラックの運転
なんでもやる毎日です。
ドライバーの仕事は、決して楽ではありません。でも、社会にとってなくてはならない仕事です。
だからこそ、1人でも多くのドライバーが「ここで働いてよかった!」と思える職場に出会ってほしい。
このブログでは、運送業界の内側から見た「リアルな情報」や「働きやすい会社の見つけ方」を発信しています。
あなたの転職やキャリア選びのヒントになれば嬉しいです。
- 地場ドライバーがきつい本当の理由5つ(現場の不満ベース)
- それでも地場が選ばれる理由と「時給」の真実
- 年収のリアルと、向いている人・向いていない人
- きつい時の対処法と会社選びのコツ
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地場ドライバーがきつい5つの理由|現場の不満ベース


地場って、長距離より楽なんじゃないんですか?
「走る距離が短い=楽」と思われがちですが、現場で聞く声は違います。うちのドライバーたちの不満も含めて、多い順に並べます。
① 積み下ろしと作業がとにかく多い
地場の配送は、1日に何件も回ります。そのたびに乗り降りして、積んで、降ろす。現場で一番聞く不満がこれです。
手積み手降ろしの現場が多い会社だと、消耗はさらに大きくなります。



「運転の仕事」というより「運転もする体の仕事」と思っておいてください。
② 休憩のタイミングがつかみにくい
時間指定の合間を縫って動くため、まとまった休憩が取りにくい日があります。
トイレと食事のタイミングは、ルートに慣れるまでは悩みどころです。
③ 時間指定でスケジュールがタイト
午前指定・午後一指定の連続で、渋滞ひとつで段取りが崩れるプレッシャーがあります。
時間に追われる感覚が苦手な人には、ここが一番こたえます。
④ 毎日同じお客さんと顔を合わせる
地場は決まった荷主・決まった現場が基本です。だから手を抜けませんし、相性の合わない現場にも毎日行くことになります。



逆に言えば、現場に好かれる人には有利な構造です。
⑤ 朝が早い日が多い
市場便やセンター便は、夜明け前から動きます。
生活リズム自体は規則正しいのですが、朝型に体を合わせる必要があります。
◆ 経営者の一言
現場で一番聞く不満は、間違いなく積み下ろしの多さです。乗り降りと作業の繰り返しで、体力を使う。
「運転の仕事」というより「運転もする体の仕事」——これが地場のリアルです。
それでも地場が選ばれる理由|「時給」で考えると見え方が変わる
きつさを先に書きましたが、うちのドライバーたちが地場を選び続けるのには、はっきりした理由があります。



長距離の給料は大きく見えます。でも拘束時間で割ってみてください。時給で見れば、地場は高い。これは地場の会社を経営している私が断言します。
地場ドライバーの年収|400万円は本当か


地場ドライバーの年収は、400万円前後が相場と言われます。これは採用側の実感としても合っています。
そして大事なのはここからです。いい会社なら、地場でも500〜600万円が狙えます。
荷主の質がよく、手当がきちんと付く会社は、地場でもしっかり稼げる。「地場だから安い」のではなく、「会社によって差が大きい」が正解です。
年収の上げ方は地場ドライバーの年収を上げる方法3選で詳しく解説しています。
地場ドライバーに向いている人・向いていない人
採用する側として、長く続く人とすぐ辞める人の差はかなりはっきり見えています。
向いている人の特徴4つ
向いていない人の特徴4つ



うちで長く活躍しているのは、地場の仕事を理解して入ってきた人と、人間関係を作るのがうまい人です。毎日同じ場所に行く仕事だから、現場に好かれる人は本当に強い。
きつい時の対処法|体・道具・会社の3方向


いま現役で「きつい」と感じている方へ。打ち手は3つの方向があります。
対処法①:体を守る|地場は腰が資本
積み下ろしが多い地場は、腰への投資がそのまま働ける年数に返ってきます。
痛める前の備えとして、長時間運転の腰痛の治し方と腰痛対策クッションおすすめ5選をどうぞ。
対処法②:道具で楽にする
グリップの効く手袋、クッション性のあるインソール、保冷の水筒。
小さな装備の積み重ねで、毎日の消耗は確実に減らせます。
対処法③:会社を変える|地場でも会社で天と地
同じ地場でも、荷主の質と積み下ろしの量は会社次第です。手積みばかりの会社からパレット中心の会社に移って楽になった例は、いくらでもあります。
「地場そのもの」が合っているなら、変えるべきは仕事ではなく会社です。
会社の見極め方は地場ドライバーの求人情報で詳しく解説しています。
地場ドライバーの仕事を探すなら、転職エージェントの活用が必須です。理由は3つあります。
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もし「地場というより、この仕事自体が限界かもしれない」と感じているなら、トラック運転手を辞めたいのは甘え?も読んでみてください。
まとめ|地場は「理解して選ぶ人」が勝つ働き方


最後に、この記事のポイントをおさらいします。



地場は「楽そうだから」で入ると失敗します。でも、仕事を理解して選んだ人には、家族との時間と安定した稼ぎの両方が手に入る、いい働き方です。
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