「中距離ドライバーって楽しいの?きついの?」
「年収はどれくらい?」
「長距離と何が違うの?」
こんな疑問を持ってませんか?
結論から言うと、中距離ドライバーは「楽しい」と「きつい」が両方ある仕事です。
運送業界10年以上、運送会社の社長をしている私が、中距離ドライバーの本音と現実を全部公開します。
💬 現役社長の本音
正直に言うと、中距離は長距離より楽で、近距離より稼げる「バランス型」の仕事です。でも、楽な仕事じゃないのも事実。両面を知ったうえで判断してください。
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中距離ドライバーの仕事内容とは?
そもそも「中距離ドライバー」とは何か。明確な定義はありませんが、業界では以下のように分類されます。
| 区分 | 走行距離(片道) | 勤務スタイル |
|---|---|---|
| 近距離(地場) | 〜150km | 当日帰宅、複数回往復 |
| 中距離 | 150〜400km | 当日帰宅、1〜2往復 |
| 長距離 | 400km〜 | 宿泊あり、片道のみが多い |
中距離ドライバーは、朝出発して夜には自宅に帰れるのが最大の特徴。長距離のような宿泊はありません。
- 車種:4t〜10t車が中心
- 主な荷物:食品、雑貨、建材、機械部品など
- 配送先:県内〜隣県の物流センター・工場
中距離ドライバーが楽しい理由7つ

まずは中距離ドライバーの「楽しい」部分を、現役社長として10年見てきた目線で7つ紹介します。
1. 運転そのものが楽しい
大きなトラックを運転するのは、普通の生活では味わえない体験です。
特に中距離は、高速道路を走る時間が長く、運転を「仕事の時間」じゃなく「楽しい時間」として味わえるのが魅力です。
2. 自由度が高い(運転中は1人)
運転中は基本的に1人。上司や同僚に気を使う必要がないのが大きなメリットです。
音楽を聴いたり、ラジオやポッドキャストを楽しんだり。自分の時間として過ごせます。
3. いろいろな場所に行ける
近距離だと毎日同じルートですが、中距離だと県内外のいろんな場所に行けます。
「今日は静岡、明日は名古屋」みたいに、変化のある仕事が好きな人にはピッタリ。
4. 近距離より稼げる
中距離は、近距離(地場配送)より年収が50〜100万円高いのが相場です。
運転技術や経験で差がつきやすく、頑張りが給料に反映されやすい仕事です。
5. 毎日家に帰れる
長距離との一番の違いは、毎日自宅に帰れること。
家族との時間も取れるし、自分の趣味やプライベートも犠牲にならない。長距離は休みは多くても、移動と泊まりで生活ペースが崩れます。
6. トラックを自分仕様にできる
中距離以上のドライバーは、同じトラックに長く乗ることが多いので、自分仕様にカスタマイズできます。
カーテン、座席カバー、芳香剤、小物入れ…。自分の「動く部屋」として愛着が湧きます。
7. 経験を積めば長距離・大型へステップアップ
中距離で5〜10年経験を積めば
- 大型トレーラー
- 長距離
- 特殊輸送
などのスキルアップが可能。
年収600〜700万円を超える世界も、中距離からのキャリアパスで現実的に目指せます。
💬 現役社長の本音
うちの会社でも、中距離からスタートして10年で大型・長距離にステップアップ、月収50万円まで上がった社員がいます。中距離は「次のステップへの踏み台」としても優秀な仕事です。
一方で中距離ドライバーがきつい現実5つ

「楽しい」面ばかり強調する記事も多いですが、現実はそんなに甘くありません。きつい部分も正直に解説します。
1. 拘束時間は1日10〜13時間
中距離ドライバーの拘束時間は、運転+積み下ろし+休憩を入れて1日10〜13時間。
「家に帰れる」と言っても、朝5時出発で夜7時帰宅みたいなパターンも普通です。自由時間は意外と少ない。
2. 荷物の積み下ろしは体力勝負
特に手積み・手降ろしの現場は、体力を消耗します。
- 夏:汗だくで脱水のリスク
- 冬:寒さと路面凍結のストレス
- 腰痛・膝痛:ベテランほど抱えてる
40代以降になると、体力的にきついと感じる人が増えます。
3. 渋滞・運転事故のリスク
1日200〜400km走るので、渋滞や事故のリスクは高いです。
特に首都圏・関西圏のドライバーは、毎日の渋滞でストレス溜まる人も多い。中距離は「運転が楽しい」と「運転にうんざりする」が背中合わせ。
4. 食事は車内・コンビニ中心
時間に追われる中距離は、ゆっくり食事を取る余裕がないのが現実。
コンビニ弁当、おにぎり、菓子パン…。栄養が偏りがちで、健康面のリスクも。
5. 荷主による「荷待ち」時間が長い
物流センターや工場での「荷待ち」は、ドライバーの最大のストレス。3〜4時間待たされることもあります。
しかも荷待ち中は給料に反映されないことが多い。中距離で稼ぐためには、荷待ちの少ない荷主を選ぶことが重要です。
💬 現役社長の本音
うちの会社では、荷主との交渉で荷待ち時間を削減してます。荷主との関係性が悪い会社は、ドライバーがしんどい思いをします。会社選びの重要なポイントです。
中距離ドライバーの年収・拘束時間のリアル
「楽しい」「きつい」だけじゃ判断できないので、具体的な数字を出します。
| 項目 | 相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 平均年収 | 400〜500万円 | 経験5年で450万 10年で500万が目安 |
| 月収(手取り) | 25〜35万円 | 残業・歩合次第 |
| 拘束時間/日 | 10〜13時間 | 荷待ち含む |
| 月の休日 | 6〜8日 | 会社による |
| 残業時間/月 | 60〜80時間 | 2024年問題で減少傾向 |
💬 現役社長の本音
うちで中距離のドライバーは、月収30〜38万円、年収450〜520万円くらいが多いです。同年代のサラリーマンより少し高い水準。ただし、拘束時間で割ると時給は決して高くないのが現実。
短距離・中距離・長距離|どれが自分に向いてる?
運送業の3つの距離別仕事を、ぱっと見でわかる比較表にしました。
| 近距離(地場) | 中距離 | 長距離 | |
|---|---|---|---|
| 走行距離(片道) | 〜150km | 150〜400km | 400km〜 |
| 年収相場 | 350〜450万 | 400〜500万 | 500〜700万 |
| 拘束時間/日 | 8〜10h | 10〜13h | 15〜20h |
| 帰宅頻度 | 毎日 | 毎日 | 週1〜2回 |
| 体力負担 | 中(積卸し多) | 中 | 高 |
| 運転技術 | 中 | 高 | 最高 |
| 給料の伸び | 低 | 中 | 高 |
中距離は「家に帰れる×そこそこ稼げる」のバランス型。長距離ほどキツくなく、近距離より稼げます。
中距離ドライバーに向いてる人・向いてない人
- 運転が好きで、長時間でも苦にならない
- 一人での作業や時間が好き
- 毎日家に帰りたい(家族・趣味の時間が大事)
- ある程度の体力に自信がある
- 景色の変化や旅気分を楽しめる
- 黙々と仕事を進められる
- 長時間運転が苦痛(腰痛・眠気に弱い)
- コミュニケーションを重視する仕事がしたい
- 不規則な勤務時間が苦手
- 体力に自信がない
- 完全週休2日が絶対条件
- 荷物の積み下ろしを避けたい
💬 現役社長の本音
正直に言うと、「運転が好き」と「黙々と作業が好き」の2つが揃ってる人は中距離で大成功します。逆にどちらかが欠けると、3年でやめる人が多い。
現役社長の本音|中距離で成功する人の特徴3つ

私が10年で見てきた中で、中距離ドライバーとして長く活躍する人には共通点があります。
① 「自分のペース」を保てる人
1日10時間以上1人で過ごす仕事です。自分でモチベーション維持できる人が長続きします。
② 長時間運転を「集中時間」に変えられる人
運転中はラジオやオーディオブック、ポッドキャストを活用して、「移動時間=学習時間」として使う人が多い。10年経つと「業界知識・地理・運転技術」が圧倒的に増えています。
③ 経験を「次のステップ」に活かす人
中距離で5〜10年やったら、大型・長距離・特殊輸送・運行管理などにステップアップする人が多い。
「中距離で終わり」じゃなく、「中距離は通過点」と捉える人が、年収700万円を超えていきます。
中距離ドライバーで年収を上げる3つの方法
中型→大型に上がるだけで、年収が50〜100万円アップするのが業界相場。
会社の助成制度を使えば、自己負担ゼロで大型免許を取れる場合も。
食品・冷凍・精密機器・医薬品など、「専門知識が必要な業界」はドライバー単価が高いです。
一般の雑貨や建材より、月収で5〜10万円高くなるケースも。
同じ中距離ドライバーでも、会社によって年収が100〜150万円違います。
「拘束時間が短い」「荷待ちが少ない」「歩合制が公平」な会社を選ぶのが、年収UPの一番の近道。

転職エージェントを使えば、会社の内情まで教えてくれるので失敗が少ないです。
よくある質問
- 中距離と長距離、どっちがきつい?
-
長距離の方が体力的・精神的にキツいです。中距離は毎日家に帰れる分、生活リズムが保てます。長距離は宿泊・連続運転で、ベテランでも体を壊す人が多い。
- 中距離ドライバーになるのに必要な免許は?
-
多くの場合中型免許(8t限定解除)or 大型免許が必要です。4t車中心なら準中型免許でもOK。会社の車両次第で変わります。
- 未経験でも中距離ドライバーになれる?
-
なれます。近距離→中距離→長距離とステップアップする人が多い。最初は4t車の地場から始めて、慣れたら中距離に移るのが王道ルート。
- 中距離ドライバーの離職率は?
-
私の経験上、運送業界全体の平均より少し低めです(体感で年間10%程度)。長距離は体感20%超え、近距離も体感15%程度。中距離は「バランス型」なので、長く続ける人が多い職種です。
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まとめ|中距離は「楽しい」と「きつい」の両方を知って選ぶ仕事


中距離ドライバーは、「楽しい」と「きつい」が両方ある仕事です。
一覧で振り返ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 楽しい | 運転が好きならハマる/自由度高い/毎日家に帰れる/近距離より稼げる |
| きつい | 拘束時間10〜13h/体力勝負/荷待ち長い/食事が偏る |
| 年収 | 400〜500万円(経験10年で500万) |
| 向いてる人 | 運転&一人作業が好き、毎日帰宅したい人 |
💬 現役社長の本音
中距離は「運送業界のバランス型ポジション」です。長距離ほどキツくなく、近距離より稼げる。家族との時間も取れる。会社選びさえ間違えなければ、長く活躍できる仕事です。
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